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2018-03-16

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16日、上昇して始まるも円高が嫌気して売り圧力が強まり反落で終了

16日、NYダウが115ドル高で終えていたことや、前日にプラスで終えたことも反発継続への期待につながり続伸して始まった。ただ取引開始時の価格が高値になると、直ぐにマイナスに沈んで下げ幅を広げる展開となった。また、ドル円が106円台を回復して推移していたものの、海外からの一部報道で「トランプ米大統領がマクマスター国家安全保障担当補佐官の更迭を決断した」と伝わったことから106円を割り込むドル安になり、225先物への売りものが膨らんだ。また午後に入って下落の流れが止まらず、日経平均株価は21,632円をつけるなど一時171円安となる場面があった。その後は下げ渋ったものの今日の安値圏で終えた。そうしたなか業種別では、陸運、紙・パルプ、水産・農林、非鉄金属など11業種が値上り。一方値下がりは、電気・ガス、電気機器、繊維、精密機器、化学、鉄鋼、ゴムなど22業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ヤクルト、リクルートHD、日経ダブルインバースが高かった反面、明豊エンタープライズ(ジャスダック)の下落が目立ち、東海カーボン、ファナック、東京エレクトロンなども安かった。日経平均株価の終値は21,676円51銭、-127円44銭、TOPIXの終値は1736.63ポイント、-6.97ポイント。売買高は概算で13億88百万株、売買代金2兆7,098億円。
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