マーケットコメント


マーケット情報

2018-03-15

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

15日、円高が重石となり一時下げ幅を広げるもプラスに浮上し反発で終了

15日、朝方はNYダウなど米主要指数が下落して終えていたこともあって、東京市場は売り先行で始まった。また、為替市場でドル円が下落して106円を割り込み105円80銭台をつけると株式市場でも売り圧力が強まり、日経平均株価は21,555円をつけるなど一時221円安となる場面があった。一方、特段の材料はなかったものの昼休み中にドルが106円近くまで買い戻されると日経平均株価も下げ幅を縮めて午後の取引が始まり、プラスに浮上するなど強含み、そのまま辛うじてプラスを維持すると同時に今日の高値圏で取引を終えた。そうしたなか業種別では、その他製品、電気・ガス、小売、サービス、不動産など13業種が値上り。一方値下がりは、海運、石油・石炭、繊維、水産・農林、倉庫・運輸、銀行など20業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ヤーマンが+15.01%と上昇が目立ち、ダイフク、TDK、ヤクルト、任天堂、キーエンスなどが高かった。一方値下がりは、ヴィンクス、小松製作所、三菱UFJFG、日本電産、みずほFGなどとなっている。日経平均株価の終値は21,803円95銭、+26円66銭、TOPIXの終値は1743.60ポイント、+0.39ポイント。売買高は概算で11億74百万株、売買代金2兆2,235億円。
(会員向けコメントあり)