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2018-01-23

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23日、3日続伸で大幅高。NY株高や米つなぎ予算の成立を好感

23日、米国議会でつなぎ予算が成立したことで政府系機関の閉鎖が解除される見通しとなったことを好感し、NY市場でダウやS&P500、ナスダック指数が揃って最高値を更新したことが支援材料となり、東京市場は買い先行で始まった。日経平均株価は23,900円台に乗せて始まったあと、そのまま徐々に高値を切り上げ24,000円台を上回った。また、昼休み中に日銀金融政策決定会合の結果が現状維持と伝わると、ドル円や225先物が上下に振れる場面があったが、現物株の取引が始まると午前の高値を上回り、26年ぶりとなる24,000円台に乗せて取引を終えた。24,000円台を終値で回復したのは1991年11月以来、26年ぶりとなっている。そうしたなか業種別では、不動産、その他金融、精密機器、ガラス・土石、その他製品、食料品、証券、商品など32業種が値上り。一方値下がりは、石油・石炭のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、三菱地所、ソニー、任天堂、日本電産などが高かった反面、北の達人コーポレーション、日経ダブルインバース、ハーモニック・ドライブ・システムズ(ジャスダック)、三菱電機、ファナックの5銘柄が安かった。日経平均株価の終値は24,124円15銭、+307円82銭、TOPIXの終値は1911.07ポイント、+19.15ポイント。売買高は概算で14億15百万株、売買代金2兆7,548億円。
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