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マーケット情報

2018-01-16

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16日、大幅続伸、商いはわずかに減少するも値がさ株が買われ指数は高値更新

16日、NY市場が休場で手掛かり材料不足となるなか、東京市場はほぼ変わらずで始まった。取引が始まったあと、しばらく方向感のない値動きが続いていたが、ドル円が110円台前半から後半まで値を戻したこともあって10時過ぎごろから225先物に買いが入ると、上げ幅を広げる展開となった。また、午後に入ってからは午前中に買われていた値がさ株がさらに上げ幅を広げたことが指数の押し上げにつながり、日経平均株価は23,962円をつけ一時247円高となる場面があるなか、日経平均株価、TOPIXともに昨年来高値を更新して取引を終えた。ただ、商いは盛り上がらず、値下がり銘柄がわずかに値上がり銘柄を上回っており、市場全体では値上がりと値下がりが拮抗した状態だった。そうしたなか業種別では、水産・農林、電気機器、情報・通信、化学、石油・石炭など22業種が値上り。一方値下がりは、鉄鋼、海運、空運、不動産など11業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、北の達人コーポレーションの上昇が目立ち、ダイフク、ユナイテッド、ファナック、安川電機、キーエンスなどが高かった反面、アライドテレシスHDの下落が目立ち、ローム、日経ダブルインバース、伊藤忠、コマツなどが安かった。日経平均株価の終値は23,951円81銭、+236円93銭、TOPIXの終値は1894.25ポイント、+10.35ポイント。売買高は概算で13億18百万株、売買代金2兆4,307億円。
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