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マーケット情報

2018-01-12

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12日、日経平均は3日続落、TOPIXは続落となりSQ値を下回って終了

12日、オプションSQ値の算出日となるなか、NYダウが205ドル高となり最高値を更新して終えたことや円高が一服していたことなどから買い優勢となり、日経平均株価は小幅高で始まった。ただ、買いが優勢だったのは取引開始時のみで、TOPIXがマイナスで始まったあと下げ幅を拡大する展開になると、日経平均株価も弱含む展開に変わった。さらに午後に入っても戻りの鈍さが嫌気されて売り直されると、日経平均株価は23,588円をつけるなど、一時122円安となる場面があった。取引終了にかけては日銀のETF買いへの期待で下げ渋ったが、オプションSQ値を下回ったほか、日経平均は3日続落、TOPIXは続落で終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、倉庫・運輸、情報・通信、食料品、精密機器、医薬品など27業種が値下がり。一方値上がりは、機械、鉄鋼、その他製品など6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ラクオリア創薬(ジャスダック)の上昇が目立ったほか、ファーストリテイリング、神戸製鋼所、安川電機、SMC、ファナックが高かった。一方値下がりではコスモス薬品の下落が目立ち、NTT、ソフトバンクG、KDDIなどとなっている。日経平均株価の終値は23,653円82銭、-56円61銭、TOPIXの終値は1876.24ポイント、-11.85ポイント。売買高は概算で16億96百万株、売買代金3兆2,196億円。
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