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マーケット情報

2018-01-04

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4日、大発会は大幅高。日経平均は23,500円台に乗せ昨年来高値を更新

4日、年明けの海外市場が堅調で、3日のNYダウやナスダック指数などアメリカの主要指数が揃って最高値を更新して終えていたことが好感され、今年最初の取引となる東京市場も買い先行で始まった。日経平均株価は23,000円台に乗せて始まったあと、徐々に上げ幅を広げる展開となるなか、為替など外部環境に大きな変化はなかったものの、先高期待の買いが続くと昨年11月9日の取引時間中ににつけた高値23,382円を上回って推移した。また他のアジア市場でも上海総合指数や香港ハンセン指数などが堅調だったことも買い安心感につながり、午後に入ってからも1本調子で上げ幅を拡大し、昨年来高値を更新して終える結果となった。そうしたなか業種別では33業種全てが値上り。なかでも証券、商品、石油・石炭、海運、電気機器、その他製品などの上昇率が高かった反面、水産・農林、ゴム、空運、食料品、紙・パルプなどの上昇率が低かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、SBIHDの上昇が+19.27%と目立ったほか、ファナック、東京エレクトロン、信越化学、NF日経レバレッジETFも高かった。一方値下がりは、日経ダブルインバース、大東建託、ラクオリア創薬(ジャスダック)の3銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は23,506円33銭、+741円39銭、TOPIXの終値は1863.82ポイント、+46.26ポイント。売買高は概算で16億90百万株、売買代金3兆2,794億円。
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