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2017-12-15

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15日、一時プラスに浮上するも日経平均株価は4日続落、TOPIXは3日続落

15日、NYダウが反落で終えていたことや、ドル円が112円台前半で推移していたことも売り材料となった。取引開始前の日銀短観の足元の結果は予想を上回ったが、買い材料にはならなかった。日経平均株価、TOPIXともに下落して始まると、そのまま下げ幅を広げる展開となった。また日経平均株価は22,478円をつけるなど、一時216円安となる場面があったものの、午後に入ってから買い戻しが優勢なると、一部の報道が買い戻しを加速させたことで日経平均株価だけがプラスに浮上したが、TOPIXがプラスに浮上できずについてくることができなかったこともあって日経平均株価はプラス圏を維持できず、買い戻しが一巡すると今度は下落に転じ、結局の今日の安値圏で終えた。そうしたなか業種別では、水産・農林、空運、小売、証券、商品など5業種が値上り。一方値下がりは、情報・通信、海運、電気・ガス、その他金融、鉄鋼、陸運、銀行など28業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ラクオリア創薬(ジャスダック)の上昇が目立ったほか、東海カーボン、SBIHD、昭和電工などが高かった。一方値下がりは、KDDI、NTT、楽天、NTTドコモなどとなっている。日経平均株価の終値は22,553円22銭、-141円23銭、TOPIXの終値は1793.47ポイント、-14.67ポイント。売買高は概算で18億44百万株、売買代金3兆3,299億円。
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