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2017-12-14

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14日、日経平均株価は3日続落、TOPIXは続落。午後に下げ幅を拡大するも下げ渋り

14日、NYダウが連日で過去最高値を更新していたものの、日本時間の未明にアメリカの利上げが伝わるなか、事前の予想と変わらなかったことから一旦材料出尽くしとなってドルが下落したことが売り要因となり、東京市場は売り先行で始まった。下落して始まったあと、直ぐにプラスに浮上したが買いが続かずマイナスに沈むと、そのまま弱含で午前の取引を終えた。午後に入ってからは上値の重たさを嫌気した売りものに押され、午前の安値を割り込んだところからさらに下げ幅を拡大する展開となり、日経平均株価は22,638円をつけるなど、一時119円安となる場面があった。ただ、日銀のETF買いへの期待もあって取引終了にかけて買い戻され、下げ渋る結果となった。そうしたなか業種別では、紙・パルプ、石油・石炭、金属製品、不動産、ゴム、建設、化学など20業種が値上り。一方値下がりは、保険、銀行、情報・通信、その他製品、海運、証券、商品など13業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、SGホールディングスが+13.85%と上昇が目立ち、東芝(東証2部)、SUMCO、パナソニック、日本郵政などが高かった反面、楽天、三菱UFJFG、ソフトバンクグループ、NTTドコモ、みずほFGなどとなっている。日経平均株価の終値は22,694円45銭、-63円62銭、TOPIXの終値は1808.14ポイント、-2.70ポイント。売買高は概算で16億66百万株、売買代金2兆6,593億円。
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