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2017-12-12

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12日、まちまち。日経平均は4日ぶりの反落、TOPIXは4日続伸で分かれる

12日、NYダウが続伸して連日で終値ベースの過去最高値を更新したものの東京市場の反応は鈍く、TOPIXは続伸、日経平均株価は小幅安で取引が始まった。取引開始後、銀行株などTOPIXに対して寄与度の高い銘柄群が徐々に上げ幅を広げたこともあって、TOPIXはプラスを維持すると同時に日経平均株価も22,994円まで上昇する場面があったが、直ぐに売り物に押され弱含んだ。また、午後に入ってから売り優勢になると、日経平均株価は下げ幅を広げる展開となり、22,900円を割り込んで終えた。一方TOPIXもマイナスに沈む場面があったが、持ち直して終えた。そうしたなか業種別では、鉱業、精機・石炭、銀行、海運、証券、商品、保険、不動産など20業種が値上り。一方値下がりは、精密機器、水産・農林、情報・通信、化学など13業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、りそなHD、三菱UFJFG、三井住友FG、東芝(東証2部)、みずほFGなどが高かった反面、オーミケンシ(東証2部)の下落が目立ち、安川電機、KDDI、ファナック、任天堂などが安かった。日経平均株価の終値は22,866円17銭、-72円56銭、TOPIXの終値は1815.08ポイント、+1.74ポイント。売買高は概算で16億00百万株、売買代金2兆5,106億円。
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