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2017-12-05

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5日、まちまち。値がさ株の下落で日経平均は続落、TOPIXは反発で終了

5日、NY市場でダウが取引時間中の302ドル高から伸び悩み、結局58ドル高で終えたことに加え、ナスダック指数が1.1%安とハイテク株が売られたことが日経平均株価とTOPIXの明暗を分けた。午前中は売り先行で始まったあと強弱が対立する場面があったが、日経平均株価はナスダック下落の連想売りが出て値がさ株ハイテク株が下落したことから、取引開始時の安値を下回るなど弱含んだ。一方午後に入ると、TOPIXはプラスに転じて推移して終えたが、値がさ株が戻しきれなかったことから日経平均株価は終日マイナス圏での値動きとなり、そのままマイナスで終えた。そうしたなか業種別では、海運、鉄鋼、陸運、建設、電気・ガス、紙・パルプ、倉庫・運輸など22業種が値上り。一方値下がりは、その他製品、精密機器、電気機器、石油・石炭など11業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ビーマップ(マザーズ)の下落が目立ったほか、SUMCO、任天堂、信越化学、串カツ田中(マザーズ)、リクルートHDが安かった。一方値上がりは、小松製作所、新日鉄住金、日本たばこ産業、野村HDなどとなっている。日経平均株価の終値は22,622円38銭、-84円78銭、TOPIXの終値は1790.97ポイント、+4.10ポイント。売買高は概算で14億77百万株、売買代金2兆6,899億円。
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