マーケットコメント


マーケット情報

2017-09-29

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29日、反落、円高や月末のポジション調整で売られるも下げ渋って取引終了

29日、円高に振れたことが重石となった。NY市場でドル円が下落して112円台前半をつけたことが嫌気され、東京市場は反落して始まった。日経平均株価は売り先行で始まったあと、前日同様に午前中は売りものに押され下げ幅を広げる展開となり、一時20,285円をつける場面があった。一方、午後に入ると押し目買いが入り徐々に下げ幅を縮めるとプラスに浮上する場面があったが、価格を維持できずに結局小幅安で終えた。10月2日から日経平均採用銘柄の入れ替えがあることから一部の個別株の商いが膨らんだ。そうしたなか業種別では、医薬品、その他金融、水産・農林、非鉄金属、空運、鉄鋼など13業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、電気・ガス、輸送用機器、陸運、金属製品、海運、倉庫・運輸、精密機器など20業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日本郵政がトップで+0.45%となったほか、PKSHATECHNOLOGY(マザーズ)の上昇が目立ち、小野薬品、アルプス電気が高かった。一方値下がりは、ヤマトHD、リクルートHD、ニトリHDなどとなっている。日経平均株価の終値は20,356円28銭、-6円83銭、TOPIXの終値は1674.75ポイント、-1.42ポイント。売買高は概算で17億31百万株、売買代金2兆9,564億円。
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