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2017-09-14

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14日、4営業日ぶりの反落。地政学リスクの高まりでマイナスに転じて終了

14日、NYダウが連日で過去最高値を更新していたことや、ドル円が110円70銭台まで上昇していたが前日まで上昇もあって、東京市場はまちまちで始まった。取引開始後しばらくして買いが優勢になると、日経平均株価は19,918円をつけるなど、一時52円高となる場面があったが、国連安全保障理事会の制裁決議に反発する北朝鮮の報道官の声明などを受け地政学リスクが再び意識されるようになると、徐々に伸び悩みマイナスに沈む展開となった。また午後に入ってからもリスク回避ムードが続くと、一時19,800円を割り込むなど弱含み、そのまま今日の安値圏で終える結果となった。そうしたなか業種別では、石油・石炭、繊維、その他金融、鉱業など7業種が値上りした反面、空運、非鉄金属、精密機器、情報・通信、不動産、鉄鋼、証券、商品、ガラス・土石、銀行など26業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、石川製作所の上昇が目立ったほか、東レ、東京エレクトロン、ファーストリテイリングなどが高かった反面、日清紡HDの下落が目立ち、東芝(東証2部)、ソニー、コマツ、日本電産などが安かった。日経平均株価の終値は19,807円44銭、-58円38銭、TOPIXの終値は1632.13ポイント、+5.20ポイント。売買高は概算で16億62百万株、売買代金2兆2,501億円。
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