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2017-09-06

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6日、まちまち。日経平均株価は3日続落、TOPIXは反発となるなか商いは増加

6日、NYダウが234ドル安となったことやドル円が108円台半ばをつけるなど、外部環境の悪化が嫌気され東京市場は売り先行で取引が始まった。日経平均株価は19,300円を割り込んで始まると、取引が始まって間もなくして19,254円をつけるなど一時131円安となる場面があった。ただ前日まで下落していたこともあって下げ渋ると、直ぐに買い戻しが優勢となり下げ幅を縮めた。また、午後に入ってからもドル円が下げ渋って108円台の後半で推移していたことから売り込む動きは見られず、結局小幅安まで下げ幅を縮めて終えた。またTOPIXはプラスに浮上したほか、東証1部の売買代金も2兆円を上回った。そうしたなか業種別では、倉庫・運輸、サービス、水産・農林、鉄鋼、精密機器、機械、食料品など17業種が値上り。一方値下がりは、証券、商品、空運、銀行、ゴム、保険、紙・パルプ、その他金融、輸送用機器など16業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、石川製作所、リクルートHD、シャープ(東証2部)の上昇が目立ち、東芝(同)、コマツ、日本郵政も高かった。一方値下がりは、メタップス(マザーズ)、サイバーエージェント、SUMCOなどとなっている。日経平均株価の終値は19,357円97銭、-27円84銭、TOPIXの終値は1592.00ポイント、+1.29ポイント。売買高は概算で16億65百万株、売買代金2兆2,100億円。
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