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2017-08-15

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15日、地政学リスクの後退に一喜一憂させられ、買い戻しで大幅反発

15日、米朝の緊張が一旦後退したとの報道に加え、NYダウが135ドル高で終えたことが好感され、東京市場は買い優勢で取引が始まった。また、取引が始まるとドル円も上昇に転じて110円台に乗せる展開となった。こうした外部環境の好転を受け、日経平均株価は上げ幅を広げ、19,824円をつけるなど一時287円高となる場面があった。一方午後に入ってドル円が110円40銭台まで上昇していたにも関わらず、日経平均株価は売り物に押され伸び悩んで終えた。そうしたなか業種別では、海運、化学、精密機器、銀行、その他製品、電気機器など31業種が値上り。一方値下がりは、石油・石炭、鉱業の2業種のみだった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、富士フイルム、Klabの上昇が目立ち、リクルートHD、キーエンスも高かった。一方値下がりは、アエリア(ジャスダック)、アカツキ(マザーズ)、コマツなどとなっている。日経平均株価の終値は19,753円31銭、+216円21銭、TOPIXの終値は1616.21ポイント、+17.15ポイント。売買高は概算で16億50百万株、売買代金2兆2,363億円。
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