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マーケット情報

2017-08-08

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8日、反落。小幅高で始まるも直ぐに反落に転じ、日経平均は再び2万割れ

8日、NYダウが9日連続で過去最高値を更新して終えていたことや、ドル円が110円台後半で推移するなど外部環境の安定が好感され、東京市場は続伸して始まった。日経平均株価は取引開始後20,076円をつけたが、その後すぐにマイナスに転じると、じわじわと下げ幅を広げる展開となった。また、ドル円も110円80銭前後から20銭近く円高に振れたことなどから売り優勢となって2万円を割り込み、19,970円をつけるなど、一時85円安となる場面があった。ただ、これまで同様に売り込む動きは見られず、小動きのまま今日の安値圏で終えた。そうしたなか業種別では、水産・農林、鉄鋼、鉱業、空運、ゴム、その他製品など10業種が値上り。一方値下がりは、精密機器、建設、不動産、医薬品、海運、金属製品、ガラス・土石など23業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ルック、Klabの上昇が目立ったほか、GSユアサ、IHI、楽天、ソニーが高かった反面、大林組、大塚HD、鹿島、東京海上HDなごが安かった。日経平均株価の終値は19,996円01銭、-59円88銭、TOPIXの終値は1635.32ポイント、-3.95ポイント。売買高は概算で16億52百万株、売買代金2兆1,292億円。
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