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2017-07-31

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31日、月末最終日は続落。日経平均株価は2万円台を維持できずに7月終了

31日、先週末に続き円高が重石となった。前週末のNY市場でNYダウは過去最高値を更新していたものの、ドルが対円で下落して110円70銭前後で終えていたことが嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。日経平均株価は取引開始直後に19,900円台を割り込み、19,891円をつけるなど一時67円安となる場面場あったが、売り込む動きが限定的だったこともあり、一時プラスに浮上するなど強含む場面があった。ただ、ドル円が111円台を回復できなかったことが重石となって買いが続かず、取引終了にかけて売り物に押され月末値で結局2万円台を割り込んで終えた。そうしたなか業種別では、食料品、電気・ガス、ゴム、水産・農林、不動産、鉱業、石油・石炭など19業種が値下がり。一方値上がりは、鉄鋼、海運、紙・パルプ、医薬品、非鉄金属、倉庫・運輸など14業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、セイコーエプソンがトップで+4.75%となったほか、日立、TDK、武田薬品、デンソー、京セラなどが高かった反面、値下がりは、三菱重工業、ファナック、ソフトバンクグループ、花王などとなっている。日経平均株価の終値は19,925円18銭、-34円66銭、TOPIXの終値は1618.61ポイント、-2.61ポイント。売買高は概算で23億34百万株、売買代金2兆9,067億円。
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