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2017-07-27

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27日、続伸。午後に一時上げ幅を拡大するも伸び悩んで終了

27日、本日未明に発表されたFOMCの声明を受け、アメリカの長期金利が低下したことからNYダウが最高値を更新したものの、為替市場でドル円が112円台から111円前後まで下落したことが嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。取引が始まったあと、日経平均株価は2万円割れ寸前まで下げ幅を広げる場面があったが、現在進んでいる企業決算への期待から押し目買いが入り、持ち直す展開となった。また、午前中は小幅高で推移していたが、午後に入って午前の高値を上回ると買いが優勢となり、20,175円をつけるなど一時126円高となる場面があった。ただ、その後は手掛かり材料不足で買いが続かず、利益確定と見られる売り物に押され、続伸とはなったものの伸び悩んで終えた。そうしたなか業種別では、その他製品、精密機器、電気・ガス、空運、電気機器、食料品など23業種が値上り。一方値下がりは、石油・石炭、銀行、海運、保険、建設、鉄鋼など10業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂が連日のトップで+7.60%となったほか、ブロードメディア(ジャスダック)の上昇が目立ち、アカツキ、日本電産、HOYAなどが高かった。一方値下がりは、東芝、安川電機、信越化学、三井住友FGなどとなっている。日経平均株価の終値は20,079円64銭、+29円48銭、TOPIXの終値は1626.84ポイント、+5.96ポイント。売買高は概算で18億37百万株、売買代金2兆5,460億円。
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