マーケットコメント


マーケット情報

2017-07-14

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

14日、小幅高。日経平均株価は続伸、TOPIXは反発して終了

14日、オプションSQ算出日となるなか、NYダウが連日で最高値を更新したことやドル円の下落が一服したことなどが支援材料となり、東京市場は上昇して始まった。日経平均株価は取引開始直後に20,183円をつけるなど一時85円高となる場面があったが、前日と同様に直ぐに伸び悩む展開となった。また、ファーストリテイリングが売られたこともあって終日指数の重石となり、オプションSQ値を上回って終えることができなかった。一方TOPIXは一旦伸び悩んだあとに切り返し、上げ幅を広げる展開になると取引時間中の年初来高値を上回る場面があるなど強含み、今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、非鉄金属、機械、鉄鋼、輸送用機器、ガラス・土石、繊維、石油・石炭、電気・ガス、卸売りなど27業種が値上りした反面、値下がりは、水産・農林、小売、保険、精密機器、その他製品など6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ファーストリテイリングがトップで-4.56%となったほか、東芝、東京エレクトロンが安かった。一方値上がりは、ソウルドアウト(マザーズ)の上昇が目立ち、ファナック、コマツ、三菱商事、ホンダなどとなっている。日経平均株価の終値は20,118円86銭、+19円05銭、TOPIXの終値は1625.48ポイント、+6.37ポイント。売買高は概算で20億43百万株、売買代金1兆9,863億円。
(会員向けコメントあり)