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2017-07-13

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13日、円高が重石となり伸び悩み、指数はまちまちで終了

13日、日本時間の昨晩行なわれたイエレンFRB議長の議会証言を受け、NYダウが大幅続伸し、6月19日以来ほぼ1か月ぶりに最高値を更新したことが、朝方の東京市場の支援材料となった。日経平均株価は反発して始まり20,183円をつけるなど一時85円高となる場面があったが、為替市場でドルが下落して円高にふれていたことが日中の重石となった。日経平均株価は取引開始後徐々に伸び悩むと、午後に入って1ドル113円を割り込んで112円86銭をつけたことが輸出関連株を中心に売り材料となり、20,062円をつけるなどマイナスに沈み弱含んだ。一方、マイナスに沈んだ場面では、買い戻しやドルが持ち直して113円台を回復したこともあって売り込む動きは見られず、結局日経平均株価は小幅高、TOPIXは小幅安とまちまちで終える結果となった。そうしたなか業種別では、空運、サービス、水産・農林、情報・通信、ガラス・土石など16業種が値上り。一方値下がりは、海運、銀行、ゴム、保険、電気・ガス、その他金融、証券、商品など17業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂が連日のトップで+0.36%となったほか、ユナイテッド(マザーズ)の上昇が目立ち、リクルートホールディングス、Klab、ソウルドアウト(マザーズ)、東京エレクトロンも高かった。一方値下がりは、東芝、第一生命HD、ブリヂストン、三菱UFJFGなどとなっている。日経平均株価の終値は20,099円81銭、+1円43銭、TOPIXの終値は1619.11ポイント、-4.23ポイント。売買高は概算で17億39百万株、売買代金1兆9,815億円。
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