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2017-07-12

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12日、円安一服や前日の上昇の反動で反落して終了

12日、円安一服が売り材料となった。トランプ大統領の息子を巡るロシア疑惑の広がりでリスク回避の動きが強まり、米長期金利が低下したことやドルが下落して113円台をつけたことが嫌気され、東京市場は売り優勢となった。日経平均株価は売り優勢で始まると午前中は下げ渋って終えていたが、昼休み中に113円50銭を割り込むなどドル円が朝方より弱含んで113円30銭台まで円高が進んだことなどが嫌気され、日経平均株価はさらに下げ幅を広げ、20,061円をつけるなど一時134円安となる場面があった。その後は買い戻しとドル円の下げ止まりで下げ渋って終えた。そうしたなか業種別では、ゴム、金属製品、鉱業、保険の4業種が値上り。一方値下がりは、銀行、石油・石炭、その他金融、建設、陸運、空運、食料品、倉庫・運輸など29業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂が連日のトップで-0.11%となったほか、ビーマップ(ジャスダック)の下落目立ち、出光興産、みずほFG、三菱UFJFGが安かった。日経平均株価の終値は20,098円38銭、-97円10銭、TOPIXの終値は1619.34ポイント、-7.8ポイント。売買高は概算で14億80百万株、売買代金1兆9,817億円。
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