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マーケット情報

2017-07-11

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11日、円安が好感され続伸。商いは減少するもTOPIXは終値ベースの高値を更新

11日、円安進行が支援材料となった。日経平均株価は反落、TOPIXは小幅高とまちまちで始まったが、取引開始後にドル円が114円から114円20銭台まで上昇したことが支援材料となり、日経平均株価もプラスに転じた。その後はプラス圏でのもみ合いが続いていたが、午後に入って伸び悩んでいたドル円が上げ幅を広げ、114円47銭をつけるなど前日の高値を上回ったこともあって日経平均株価も上げ幅を広げた。また日経平均株価は20,200円をつけるなど一時119円高となるなか、そのまま高値圏で取引を終えた。一方TOPIXは取引時間中の高値を更新したほか、終値ベースでも年初来高値を更新して終えた。そうしたなか業種別では、空運、情報・通信、電気機器、繊維、精密機器、金属製品、ゴムなど29業種が値上り。一方、電気・ガス、その他金融、水産・農林が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂が連日のトップで-1.12%となったほか、スズキ、東芝、インフォテリア(マザーズ)が安かった反面、ビーマップ(マザーズ)、リミックスポイント(同)、ラクオリア創薬(ジャスダック)の上昇が目立ったほか、セイコーエプソン、キーエンスも高かった。日経平均株価の終値は20,195円48銭、+114円50銭、TOPIXの終値は1627.14ポイント、+11.66ポイント。売買高は概算で14億36百万株、売買代金2兆0673億円。
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