マーケットコメント


マーケット情報

2017-07-04

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

4日、北朝鮮のミサイル発射や、取引終了後に重大発表との報道で反落して終了

4日、前日のNYダウの上昇に加え、ドル円が113円台をつけたことが好感され、日経平均株価は買い先行で始まった。また取引開始直後に20,197円をつけるなど、141円高となる場面があったが、今晩のNY市場が休場となることから積極的な買いが続かず伸び悩むなか、10時頃に北朝鮮がミサイルを発射したとの報道が入って相場の警戒感が強まった。また、午後に入ってからは北朝鮮が午後3時半に重大な発表を行うとの報道が流れたことでさらに警戒感が強まり、為替市場でもリスクオフの動きが広がった。ドル円が113円台前半から113円を割り込んだことが嫌気され、日経平均株価は一時2万円を割り込み19,971円をつけ、一時84円安となる場面があったが、取引終了にかけて持ち直して2万円台を維持して終えた。そうしたなか業種別では、輸送用機器、海運、鉱業、保険、その他金融、石油・石炭など9業種が値上りした反面、その他製品、サービス、空運、精密機器、電気機器、化学、食料品など24業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂が連日のトップで-4.96%となったほか、出光興産、キユーピーの下落が目立ち、アエリア(ジャスダック)、東京エレクトロンも安かった。日経平均株価の終値は20,032円35銭、-23円45銭、TOPIXの終値は1609.70ポイント、-4.71ポイント。売買高は概算で18億57百万株、売買代金2兆5,053億円。
(会員向けコメントあり)