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マーケット情報

2017-06-02

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2日、NYダウの最高値更新を好感して、日経平均も1年半ぶりに2万円台を回復

2日、ADP雇用報告などの経済指標の結果が予想を上回ったことが好感され、NYダウが最高値を更新して21,144ドルで終えていたことが東京市場の支援材料となった。また、ドル円も111円台半ばまで上昇していたことも支えとなり、日経平均株価は買い先行で始まった。そのあとすぐに2万円台に乗せると上げ幅拡大する展開となった。また、ドル円が111円台で推移していたことも買い安心感につながり、午後に入ってさらに上げ幅を拡大すると日経平均株価は20,239円81銭をつけるなど、一時379円高となる場面があったが、取引終了間際に利益確定と見られる売り物に押されて終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、証券、商品、海運の上昇が目立ち、銀行、石油・石炭、ゴム、ガラス・土石、保険など30業種が高かった。一方値下がりは、食料品、情報・通信、水産・農林の3業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、野村HD、三菱電機が5%超の上昇となったほか、第一生命HD、三菱UFJFG、SUBARU、ブリヂストンなど高かった。一方値下がりは、エムアップ、インフォテリア(マザーズ)、日経ダブルインバース、NTTなどとなっている。日経平均株価の終値は20,177円28銭、+317円25銭、TOPIXの終値は1612.20ポイント、+26.06ポイント。売買高は概算で23億15百万株、売買代金3兆2,232億円。
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