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2017-05-25

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25日、続伸。反落して始まったあと上げ幅を広げるも伸び悩んで終了

25日、日本時間の未明に公表された米FOMC議事録の内容を受け、アメリカの長期金利が低下すると同時にドルが112円前後から111円台半ばまで下落したことが嫌気され、取引開始時は反落して始まった。ただ、取引開始後のドル円が徐々に反発し始めたことや、業績に対する期待から押し目買いが入ってプラスに浮上すると、そのまま上げ幅を拡大するなど強含んだ。また日経平均株価は19,850円をつけるなど、一時107円高となる場面があったが、高値圏でのもみ合いが続いていたあと、利益確定と見られる売り物に押され結局伸び悩んで終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、倉庫・運輸、情報・通信、海運、陸運、建設、不動産など16業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、鉄鋼、石油・石炭、証券、商品、繊維など17業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、エムアップが値幅制限いっぱいまで買われ+23.39%となったほか、ソフトバンクグループ、東芝、コマツなどが高かった。一方値下がりは、SUMCO、ダイキン工業、ブイ・テクノロジー、日本たばこ産業などとなっている。日経平均株価の終値は19,813円13銭、+70円15銭、TOPIXの終値は1578.42ポイント、+3.31ポイント。売買高は概算で16億77百万株、売買代金2兆2,221億円。 
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