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2017-05-17

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17日、円高が重石となり、業績予想が好調でも売られる展開となり反落

17日、NY市場でドル円が下落して113円を割り込んだことが重石となった。東京市場の取引開始時にドル円が112円50銭前後まで円高が進んだことから、日経平均株価は売り先行で始まった。日経平均株価は19,806円で始まったあと下げ幅を広げ、19,764円をつけるなど、一時155円安となる場面があったが、売り一巡後は下げ渋る展開となった。また、ドル円が東京市場での安値を更新し、112円20銭台をつけたが今期業績や日銀によるETF買いなどの期待もあって取引終了にかけて下げ渋って終えた。商いは高水準を維持しているものの昨日を下回った。そうしたなか業種別では、石油・石炭、海運、保険、証券、商品、鉱業、卸売、銀行、非鉄金属など29業種が値下がり。一方値上がりは、食料品、電気・ガス、その他製品、建設の4業種のみだった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、エムアップの上昇が目立ったほか、住友化学、東京エレクトロン、武田薬品などが高かった反面、第一生命HD、三井物産、電通、みずほFGなどが安かった。日経平均株価の終値は19,814円88銭、-104円94銭、TOPIXの終値は1575.82ポイント、-8.41ポイント。売買高は概算で19億64百万株、売買代金2兆4,927億円。
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