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2017-05-12

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12日、3日ぶりの反落。幻のSQ値となるなか商いも大幅に膨らむ

12日、NYダウの下落やドルの下落が重石となった。オプションやミニ先物のSQ算出日とあって取引開始時に注文が集まるなか、日経平均株価は19,941円と小幅安で始まったが、個別株の売り買いが成立すると、下げ幅を広げる展開となった。また前日までの上昇に加え、SQ値(19,991円27銭)を下回って推移していたこともあり、利益確定と見られる売りが優勢となった。日経平均株価は19,809円をつけるなど、一時151円安となる場面があったが、午後に入って買い戻しも入り下げ渋って終えた。そうしたなか業種別では、石油・石炭、サービス、小売り、陸運、電気・ガス、鉱業、精密機器など12業種が値上り。一方値下がりは、非鉄金属、不動産、ガラス・土石、輸送用機器、紙・パルプ、銀行、水産・農林、電気機器など21業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、三菱地所の下落が目立ち、ソフトバンクグループ、コマツも安かった反面、楽天の上昇が目立ったほか、SMC、日産自動車、シャープ(東証2部)も高かった。日経平均株価の終値は19,883円90銭、-77円65銭、TOPIXの終値は1580.71ポイント、-6.15ポイント。売買高は概算で22億48百万株、売買代金2兆9,645億円。
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