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2017-05-02

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2日、続伸。日経平均株価は19,400円台を回復して連休の谷間を終了

2日、海外市場でNYダウが小幅安となっていたが、IT関連企業などが多いナスダック指数が過去最高値を更新して終えていたことが支援材料となった。東京市場は小幅高で始まったあと、徐々に上値を追う展開となった。また、ナスダック指数が最高値を更新していることに加え、為替市場でドル円が上昇して112円近くまで上昇したことから、日経平均株価への寄与度の高い電気機器がマイナスからプラスに転じたほか、輸送用機器や精密機器などのいわゆる円安メリット銘柄が買われる展開となり指数を押し上げた。また商いも膨らみ売買代金は2兆円を上回った。そうしたなか業種別では、不動産、石油・石炭、証券、商品、金属製品、精密機器、倉庫・運輸、輸送用機器など30業種が高く、海運、水産・農林、食料品の3業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ヤマハの上昇が+17.29%と目立ったほか、ソレイジア・ファーマ(マザーズ)、東芝、ロームも高かった反面、ペプチドリーム、日経ダブルインバース、ソニー、ホンダが安かった。日経平均株価の終値は19,445円70銭、+135円18銭、TOPIXの終値は1550.30ポイント、+10.53ポイント。売買高は概算で18億62百万株、売買代金2兆2,656億円。
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